harunoame

きんきと映画とアニメと本の話

思想が観たかったのか、可愛いおんなのこが観たかったのか

きっと私は可愛いおんなのこが観たかった。おおよそ可愛かった。

カランコエの花は40分ほどの短い映像作品で、倫理・道徳の授業で見せる映像としては不必要なほどに綺麗な、映画としては微妙にご都合主義てきな…という印象でした。f:id:harunoame_11:20181203134853j:image
 うーん、変な話、今時あんなふうに「うちのクラスにそんなきしょくわるいやつがいるかもしんないんだぜぇ!☆」みたいな揶揄いをするような子、いるのだろうかと思ってしまう。学校の雰囲気なんて現役のころから殆どまったく読めなかったから、今の学校のことなんて尚更わからないけど。

 良くも悪くも「差別」というのに敏感で、この世に絶対悪があるとしたら「差別」。みたいな社会だと思うのです、今。今時の子はかしこくて、自分の身を顧みずあからさまに騒ぎ立てて「差別」するような雰囲気はあんまり現実的ではないように思いました。
 物語を展開させるための悪役。そういう感じ。だからこそは、そんなに好きな脚本ではない、と思います。

 うーん、うまく言えないのだけど、こういうのは、もっとこう、暗黙の了解のような部分が問題なのだと思う。

 保健室で恋バナをする桜ちゃんは本当に可愛くて、好きになることの可愛さと楽しさが溢れていました。けれど、相手をおとこの子と前提した他のおんなの子とは、なんとなく引っかかってしまって素直に恋バナができない。そういうやりづらさの表現は好きだった、です。