harunoame

情報学と映画とアニメと本の話

HYBRID FUNK (通常版)

明日はお台場 Zepp Diversity東京 で ENDRECHERI ライブです。
テンションが上がるというより、明日初めての人に会う、人見知りのような感覚がある。つよしさんのLIVEは心を開いてこそたのしめる空間だと思うので、その準備。

生演奏を聴くまえに、通常版の感想を書いておきます。

先ずは何よりも、始まりの曲のたっらっら、たらら、たっらっら、たららーたらーらー…のリズムでエンドリさんが帰ってきたことにわくわくしました。あああエンドリさん好きぃ!

通して聴いた印象は、大人っぽくてmellowなアルバム。のりのりの曲にも気だるい色気とか波に揺れるようなゆったりしたリズムがある。以前の攻撃的てキャッチーなエンドリさんも好きだけど、剛紫の気分とエンドリさんがうまく融合してひとつになったようなアルバムだと思いました。ちょっとふざけた面白いところもちゃんとあって、ちゃんとエンドリさんなんだけど、ぐっと大人っぽい。

わりあい恋歌が多くて、好きな曲多めでうれしいです。私は観衆向けに心を開け!って言う姿より、遙か宇宙の彼方を見つめて(けっして自分では無い)誰かを歌い焦がれてる姿が好き。

HYBRID ALIEN
セパレイトしたブレイン
背に生えたクリスタル

どれも常識的かどうかなんて考えは捨ててこころのままに相手を求め、相手にもそう求めて欲しいと焦がれている。他人には分からない、世界のどこにもない、世界そのものみたいなふたりだけの共通認識、みたいな場所で愛し合おうとしている。何となく、剛さんの歌う恋愛は、いつもそんなかたちをしていると思う。

Ancient fish

これも好き。海底でじっとしてる筈の根魚が宇宙の果てにいる想い人に向かって力強く泳ぎ出すみたいな、諦めない意思のような曲だと思った。

過去、つよしさんの根底には“理解して受入て欲しい“ “応えてほしい” 思いが強くあるような気がしていました。それでも「応えてくれない=相手がひどい」と拗ねてしまわずに「求めることなく捧げる」という考えに行き着いた剛さんは優しくて、このままならない感情に誠実に向き合ってきたのだと思う。

こんな格好良い曲のあとに“シンジルとウラギル”が配置してあるから、こんな変なことを考えてしまうんだなあ。絶妙な配置。友だちでもずっと隣に居たわけでも無い(引用:剛さんより)から妄想にしかならないけども…。*1

“シンジルとウラギル”を聴いていると、ゆったり鷹揚に振るまう、解脱したような剛さんは今でも、奥底にある希望や期待と戦っているのかもしれないと思いました。

SANKAFUKの、「甘くて穿った妙なFUNK」がまさにこのアルバムそのもので、そこを自分でさらっと言及してしまう自己認識とセンスが剛さんらしくて好き。
【早期購入特典あり】HYBRID FUNK(Original Edition)(通常盤)(Sankakuステッカー付)

*1:そこはずっと肝に銘じながら、こんごも妄想しようと思います。